世界で活躍するアジア人バスケプレイヤー
更新日時:2021年10月22日
更新情報:劉傳興

1990年代
中国
マー・チェン(馬健)
1969年08月20日生まれ。
University of Utah(NCAA)
NCAAディビジョンTのWestern Athletic Conference(当時)に属するユタ大学出身で、1995年10月にクリッパーズと契約。NBAのチームと契約した最初の中国人となったが、シーズン開幕の前日にカットされた。翌1996年はフィリピン「PBL」のHapee Toothpasteでプレーした。
中国
ジュン・ハイシャ(鄭海霞)
1967年03月07日生まれ。204cm。C。
ロサンジェルス・スパークス(WNBA)
1994年女子世界選手権で得点2位、リバウンド1位の活躍で中国の準優勝に大きく貢献した“世界のMVP”。1997年のWNBAドラフトでスパークスに指名された。長きに渡って世界的に名を馳せ、オリンピックには4回出場している。ちなみに、足のサイズは35センチ。
台湾
チェン・チーチェー
1978年12月26日生まれ。186cm。SG。
BKカレンデルマッハー・クロースターノイブルク(オーストリア)→BBCリンツ(オーストリア)
台湾の台南市出身のSGで、1997年から2002年までオーストリアのクロースターノイブルクでプレーし、2003年にオーバーエステライヒ州の州都リンツに本拠を置くBBCリンツ“レッドデビルス”へ移籍した。なお、現在はオーストリア国籍を取得している。
 
モンゴル
T・シャラウムジャムツ
1974年生まれ。213cm。C。
スロバキアリーグ→スカイホークス(モンゴル)→ハーレムグローブトロッターズ(アメリカ/ショーバスケ)
2001年の東アジア大会で得点王に輝いたセブンフッター。愛称は“Shark”。モンゴル初の国際的選手で、スロバキアリーグでプロとして1年間プレー経験がある。1996年から2001年までモンゴル国内リーグでプレーした後にアメリカのショーバスケットボールチーム「ハーレムグローブトロッターズ」と契約し、2004年まで所属した。
カザフスタン
ヴラディミール・コウネソォフ
1966年生まれ。197cm。SF。
ペジノク(スロバキア)→クロムニュジージュ (チェコ)→インテル・スロヴナフト(スロバキア)→ズリーン(チェコ)
カザフスタン代表として出場した1995年のアジア選手権(韓国・ソウル大会)で活躍し、大会得点ランク5位の成績を収めたSF。 1994-95シーズンから長らくBKペジノクでプレーしていた。
カザフスタン
O・メレチェンコ
SG。
BCプリェヴィドザ(スロバキア)
上記のコウネソォフと共に1995年韓国ABCでカザフの躍進を担ったガードプレイヤー。当時所属していたスロバキアリーグのプリェヴィドザではチームのリーグ優勝に貢献した。
2000年代
中国
ワン・ジジ(王治zhi)
1977年07月08日生まれ。214cm。C。
ダラス・マーベリックス(NBA)→ロサンゼルス・クリッパーズ(NBA)→マイアミ・ヒート(NBA)
中国人初のNBAプレイヤー。人民解放軍のチーム「ロケッツ」の大黒柱として6シーズン連続のリーグ優勝に貢献し、1999年のドラフトでマーベリックスから指名を受けた。2年に渡る交渉の末に中国政府からNBA入りの許可を得て、2001年にデビューを果たした。
 
中国
メンク・バティア(巴特爾)
1975年11月20日生まれ。211cm。C。
デンバー・ナゲッツ(NBA)→サンアントニオ・スパーズ(NBA)→トロント・ラプターズ(NBA)→ハンツヴィル・フライト(NBDL)
2001-02シーズンにナゲッツと契約し、中国人選手として2人目のNBAデビューを果たすも出場機会に恵まれずチームを転々とした。
 
中国
ヤオ・ミン(姚明)
1980年09月12日生まれ。226cm。C。
上海シャークス→ヒューストン・ロケッツ(NBA)
言わずと知れた中国の至宝。2002年NBAドラフトで全体1位指名を受けてロケッツに入団した。
 
 
 
中国
スン・ミンミン(孫明明)
1983年8月23日生まれ。234cm。C。
Dodge City Legend(USBL)→Maryland Nighthawks(ABA)→Grand Rapids(IBL)→Fuerza Regia(メキシコ)
230センチを超える中国の大巨人。2006年、米マイナーリーグ「USBL」のDodge Cityに入団した。2007年6月、メキシコのチームと契約。
 
中国
イー・ジャンリャン(易建聯)
1987年10月27日生まれ。213cm。PF。
広東タイガース→ミルウォーキー・バックス(NBA)
17歳でアテネ五輪に出場したセブンフッターのPF。NBAドラフト2007でミルウォーキー・バックスから1巡目6位で指名を受けた。
中国
スン・ユエ(孫悦)
1985年11月06日生まれ。206cm。PG。
北京オリンピアンズ(チームごとアメリカ「ABA」に参戦)→ロサンゼルス・レイカーズ(NBA)
中国代表の大型PG。NBAドラフト2007でレイカーズから2巡目40位で指名を受けた。
 
 
中国
スイ・フェイフェイ(隋菲菲)
1979年01月29日生まれ。184cm。SF。
Bayi Rockets→サクラメント・モナークス(WNBA)
中国女子バスケリーグ「WCBA」のスーパースターでアジア1のSF隋菲菲が、2005年2月にWNBAのMonarchsと契約。WNBAのチームと契約した中国人女子選手は鄭海霞に次いで二人目。
 
中国
Miao Li jie(苗立杰)
1981年06月03日生まれ。178cm。G。
サクラメント・モナークス(WNBA)
2004年のアジア選手権MVP。2005年、WNBAのMonarchsに入団。
 
 
 
台湾
チェン・シンアン(陳信安)
1980年07月01日生まれ。185cm。SG/SF。
Yulon Dinos→オレンジカウンティ・クラッシュ(ABA)→ロングビーチ・ジャム(ABA)→Yulon Dinos→ETSN Antelopes
2002年にサクラメント・キングスのトレーニングキャンプに参加した経験も持つ台湾バスケ界のスーパースターがNBAへの足掛かりとして2004-05シーズンからABAでプレー。2005年、台湾「SBL」に復帰。
 
韓国
ハ・スンジン(河昇鎮)
1985年08月04日生まれ。220cm。C。
ポートランド・レイン(ABA)→ポートランド・トレイルブレイザーズ(NBA)
220cm、138kgの恵まれた体格を持つビッグマン。2004年ドラフトでトレイルブレイザーズから2順目46位で指名され、12月に契約。NBA初の韓国人選手となった。
 
韓国
パン・ソンユン
1983年06月03日生まれ。195cm。SG/SF。
延世大→ロアノーク・ダズル(NBDL)→Seoul SK Knights
韓国大学バスケ界の星として在学中から国際大会で活躍。NBA入りを目指してアメリカに渡り2004年にNBDLのチームに入団した。
 
韓国
チョン・ソンミン
1974年10月12日生まれ。186cm。C。
新世界→シアトル・ストーム(WNBA)→国民銀行
韓国女子リーグ「WKBL」やナショナルチームで豊富な経験を積んだセンター。2003年のWNBAドラフトでシアトルに指名され、WNBA初の韓国人選手となった。
 
イラン
ハメッド・ハダディ
1985年05月19日生まれ。218cm。C。
Saba Mehr Tehran BC(イラン)→メンフィス・グリズリーズ(NBA)
北京五輪でも活躍した長身センター。2008年、グリズリーズと契約し、イラン人初のNBAプレーヤーとなった。
 
イラン
Samad Nikkhah Bahrami
1983年05月11日生まれ。198cm。SF/SG。
Saba Mehr Tehran BC(イラン)→Cholet Basket(フランス)→Elan Bearnais Pau-Lacq-Orthez(フランス)
イラン代表として北京五輪に出場したSF。2008年、フランスのトップリーグ「プロA」のショレと契約した。
 
 
 
カタール
ヤシーン・イスマイル
1980年生まれ。204cm。F。
Dakota Wizards(CBA)→Al Rayyan(カタール)
アジア屈指のPFとして名高い。アメリカのマイナーリーグ「CBA」でのプレー経験を持つ。
 
 
 
レバノン
ファディ・エル・ハティブ
1979年01月01日生まれ。198cm。SG/SF。
Sagesse Beirut→Blue Stars→SK Cherkassy Monkeys(ウクライナ)
2006年世界選手権のレバノン代表で、NBAに挑戦した経験を持つ。2007年にウクライナ・スーパーリーグのチェルカッシーに移籍した。
 
タイ
J.O. Ratdech Kruatiwa
1985年05月18日生まれ。191cm。SG/SF。
Maryland Nighthawks(PBL)
キングスカップやバンコクユニバーシアード大会で活躍したタイ代表のスター選手。2008年、タイ人選手として初めてアメリカのプロチームと契約した。
 
 
フィリピン
ポール・アルバレス
186cm。G。
ペンシルバニア・バレードッグス(USBL)
フィリピンのプロリーグ「PBA」で実績を残したのち、2004年にUSBLのバレードッグスに入団。10試合に出場した。
フィリピン
ヴィンス・ヒゾン
188cm。SF/SG。
ペンシルバニア・バレードッグス(USBL)
上記のポールと共にバレードッグスでプレーした経験を持つSG。2004シーズンは3試合のスターター出場を含め計17試合に出場した。
フィリピン
Mark Magsumbol
1980年03月14日生まれ。188cm。SG/SF。
Montana Pawnshop(PBL)→San Jose Skyrockets(ABA)
2006年にABAのサンノゼ・スカイロケッツに入団した。
フィリピン
ダリル・ペピト
174cm。G。
セントラルコースト・パワー(ABA)→ホーンズビー・スパイダース(ABA)
オーストラリア「ABA」のホーンズビー・スパイダースでスターターとして活躍した。
カザフスタン
Tikhonenko Boris
1973年04月08日生まれ。206cm。C。
Universitet-Yugra Surgut(ロシア-A)→BC Irkut Irkutsk(ロシア-B)→Spartak Sant Petersburg(ロシア-A)
元カザフスタン代表。2002年の釜山アジア大会では同国代表のセンターとして大活躍し、大会のリバウンド王を獲得した。
2010年代
中国
ジョウ・チー(周g)
1996年01月16日生まれ。218cm。C。
ヒューストン・ロケッツ(NBA)
2016年にドラフト2巡目43位でヒューストン・ロケッツから指名を受け、2017年に契約を結んだ。
 
 
中国
Zheng Bolong
185cm。G。
Kitsap Admirals(ABA)
2014年、ABAのキットサップアドミラルズと契約。
 
中国
Terry Li(Li Tian Rong)
195cm。G。
New Zealand Breakers(NBL)
NBAアカデミー出身。2019年、オーストラリアNBLのNew Zealand Breakers(SKY Sport Breakers)と契約。
韓国
ジェミン・ヤン
1999年06月22日生まれ。201cm。F。
景福高→トーレロドネスU18(スペイン)→景福高→Neosho County Community College(NJCAA)→信州ブレイブウォリアーズ
景福高在学中にU-17韓国代表として出場したU17W杯(2016 FIBA U17 Basketball World Cup)で活躍しチームをベスト8に導き、同年スペインへのバスケ留学も経験した。帰国後、国内の大学を退学してアメリカへ渡り、NJCAAディビジョンTのKansas Jayhawk Community College Conferenceに属するネオショ・カウンティ・コミュニティ・カレッジで2018-2019シーズンから2シーズンプレーした。2020年、信州ブレイブウォリアーズに加入。Bリーグ初の韓国人プレーヤーとなった。
韓国
パク・ジス
1998年12月06日生まれ。193cm。C。
KBスターズ→ミネソタ・リンクス(WNBA)→ラスベガス・エーセス(WNBA)
2018年のWNBAドラフトにて、ミネソタ・リンクスから2巡目5位で指名される。その後すぐラスベガス・エーセスにトレードされ、韓国人として2人目のWNBAプレーヤーとなった。
イラン
アルサラン・カゼミ
1990年4月22日生まれ。203cm。PF。
Rice University(NCAA)→University of Oregon(NCAA)
2009-10シーズン〜2011-12シーズンにNCAAディビジョンTのConference USAに属するライス大で、2012-13シーズンにNCAAディビジョンTのPac-12 Conferenceに属するオレゴン大でプレーした。その後、NBAドラフト2013でワシントン・ウィザーズから2巡目54位で指名を受け、フィラデルフィア・セブンティシクサーズへトレードされた(現時点でNBAではプレーしていない)。
カザフスタン
アレクサンドル・ジグリン
1994年04月26日生まれ。202cm。F。
FC Barcelona(スペイン)→CB Penas Huesca(スペイン)→BC Astana(カザフスタン)
2010年から2014年までFCバルセロナのカンテラに在籍した。2014-15シーズンは同じLEB(スペイン2部)に属するウエスカでプレーし、シーズン終了後、カザフスタンの強豪アスタナと契約した。
 
インド
サットナム・シン
1995年12月10日生まれ。218cm。C。
IMG Academy→Texas Legends(D-League)
NBAドラフト2015でダラス・マーベリックスから2巡目52位で指名を受け、同チームの一員としてNBAサマーリーグに出場した。同年、マーベリックス傘下のテキサス・レジェンズと契約。
 
インド
ジョス・ギートゥ アナ
1985年06月30日生まれ。185cm。C。
WNBAトライアウト参加
2009年女子アジア選手権の得点王で、オーストラリアリーグでプレイした経験を持つ。2011年、WNBA入りを目指し、シカゴ・スカイ、サンアントニオ・シルバースターズ、ロサンゼルス・スパークスのトライアウトに挑戦した。
 
 
2020年代
中国
Liu Chuanxing(劉傳興)
1999年07月30日生まれ。225cm。C。
青島イーグルス→ブリスベン・ブレッツ(NBL)
FIBAアジアカップ2021予選中国代表。2021年、オーストラリアNBLのBrisbane Bulletsと契約。
 
 
フィリピン
カイ・ソット
2002年05月11日生まれ。218cm。C。
Adelaide 36ers(NBL)
将来のNBA入りが期待されるフィリピンのビッグマン。2021年、オーストラリアリーグNBLのアデレード・サーティシクサーズと契約。
 
 



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